〝セメント瓦の塗装(塗り替え)〟奈良県・三重県限定 屋根塗装(塗り替え) 用語集

奈良県、三重県限定の屋根塗装(塗り替え)ですが、今回はセメント瓦の塗装(塗り替え)についてお話していきますね。セメント瓦の塗装(塗り替え)は失敗が多いので注意しましょう。

 

目次1 セメント瓦とは?


目次2 セメント瓦の塗装で多い失敗の原因


目次3 おススメ塗料は?
 

 
 
 
目次1  セメント瓦とは?
セメントと砂を混ぜてモルタルを型に入れて成形し、塗装したものです。
現在販売しているセメント瓦の例
セメント瓦 エアルーフ1
富士スレートのエアルーフ ウッディシンプル
 
セメント瓦 エアルーフ2
富士スレートのエアルーフドリーム30
セメント瓦 エアルーフ フレンチ
富士スレートのエアルーフ フレンチ
セメント瓦 和型
セメント瓦 和型  これは現在は製造されていません。
モニエル瓦
モニエル瓦 これも材料はセメント。現在は製造されていません。
 
セメント瓦のメリットとして、粘土瓦(陶器瓦等)と比べて均一性に優れ、座りが良く一定した並びになります。
また瓦の中では軽量なので、災害等には強い。また粘土瓦よりも安い。
ただしデメリットとして表面の塗装が劣化することで、セメント瓦の吸水が進み、セメントの成分であるカルシウムが流出してしまう為、表面がザラザラと骨材が現れ、少しの衝撃で割れるようになります。1度脆くなってしまった素材は塗装で強くなるわけではないので、そうなる前に定期的なメンテナンスをお勧めします。

粘土瓦とセメント瓦の比較表

また、セメント瓦の寿命は30年と言われています。ただしそれは10年ごとの塗装をしていることが前提になります。この寿命をできるだけ長くするためにも定期的にメンテナンスしましょう。
 

 
 
 
目次2  セメント瓦の塗装で多い失敗の原因
 
原因1
洗浄の怠慢
セメント瓦の塗装をする前に必ず洗浄を行います。何十年もの汚れを洗い流すことも大切ですが、セメント瓦の表面の塗装を除去することも大切なことです。これをしないと次に塗る新しい塗料の密着性が悪くなります。数年で塗装が剥がれている家は、これが原因であることも多いです。
モニエル瓦 高圧洗浄
原因2
塗料の選定の間違い
セメント瓦の種類、劣化状況、何度目の塗装か?の状況に合わせて塗料を選びます。
下記は塗料メーカーの水谷ペイントの施工マニュアルです。
水谷ペイント屋根塗装施工マニュアル1
 
 
 
 
水谷ペイント屋根塗装施工マニュアル2
 
このマニュアルにありますように、プレスセメント瓦や乾式洋瓦によっても違うし、現状の基材の状態が良いか悪いかでも違います。
 
 
 
 
 
特に下塗り材料が変わります。通常の屋根塗装は3回塗りが多く、その1回目の塗装を下塗りと言います。
この下塗りは既存のセメント瓦の中塗りや上塗りという主剤をつなぎ合わせる大切な材料になります。
これを間違えると致命傷になります。
また塗装そのものが初めてなのか、2回目以降なのかによっても変わります。初めての塗装であれば弱溶剤系(油性)、2回目以降であれば水性の方が良いです。
弱溶剤(油性)とは塗料をシンナーで希釈、水性は水で希釈する塗料。簡単に言いますと、水性よりも弱溶剤の方が強く、長持ちします。ただ、弱溶剤は密着度合が強いため、旧塗膜を起こしたり、また古くて傷み出している瓦だと耐え切れずに塗装が剥離するケースが多いです。
このような特徴から初めての屋根塗装の場合は弱溶剤、2回目の塗装は水性塗料を使用することをお勧めします。
このことは塗料メーカーも強く言っていました。
非常に残念ですが、これだけの内容を把握して塗る職人は少ないです。だから失敗が多くなるのでしょう。

 
 
 
目次3  オススメ塗料は?
昔から屋根塗装、特にセメント瓦には強い水谷ペイントかオリエンタル塗料のどちらかのメーカーをお勧めします。最近では各社メーカーが、セメント瓦専用の塗料を出していますが、まだまだこの2社の社歴や経験と比べると心配ですので、他はオススメしません。
おススメの2つの中でも水谷ペイントには種類が豊富で、瓦の種類や劣化度合いに合わせて選べるようになっています。
 
水性塗料
水性パワーフロン(フッ素樹脂)
 
 
水系シリコン(シリコン樹脂)
水系シリコン
 
弱溶剤(油性)塗料
パワーフロンマイルド(フッ素樹脂)
パワーフロンマイルド
 
 
パワーマイルドシリコンⅡ(シリコン樹脂)
パワーマイルドシリコンⅡ
 
上記の塗料はいわゆる主剤でして、その塗料の中に配合されている樹脂成分で耐久性が決まります。樹脂にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素等々があり、これらの種類で決まってきます。ご存知かと思いますが、フッ素が耐久性が高く、値段も高くなります。
セメント瓦への塗装は職人の中には嫌がる人もいるくらい難易度が高く、失敗が多いものですので十分に注意をして頼みましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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