磯城郡三宅町　20年間持つガイナで屋根に塗装リフォーム

目次2　縁切り部材で雨漏り防止
縁切り部材として最近はタスペーサーを入れることが主流です。

赤い矢印のように屋根と屋根の隙間に入れていきます。黒い山形のものがタスペーサーです。

入れると目立ちにくくなります。見た目にも影響はあまり無く、この上からさらに塗装すると全く気にならないです。

こうすることで塗装リフォーム後の雨漏りの心配が無くなります。
どうして屋根塗装リフォームに縁切りが必要なのか？
新築当初のスレート屋根の葺き方です。
屋根材は防水シートの上に張ります。その張り方は軒先から重ねるようにして張っていきます。

角度を変えて見ると、新しいスレート屋根と屋根の重なり代にわずかな隙間があります。

万一屋根の中に雨水が浸入しても、そのすき間から抜け出しやすくするためです。そうすることで雨漏りを防ぐことができます。ところが屋根塗装をすると、そのスレート屋根の重なり代に塗料が引っ付くことが多く、元々あった隙間が埋まってしまうことがあります。

（タスペーサーのメーカーの株式会社セイムのHPの写真抜粋）

そうなると浸入した雨水は外へ抜け出すことができずに下へ下へと流れていき、最終的には雨漏りしてしまいます。数年経過した塗料が引っ付いたスレート屋根の重なり代を剥がしてみると

このように溜まった雨水が流れてきます。

最悪の事態だとこのように下地を腐らせます。

これが酷くなると、下地全体や柱といった構造体まで腐らせることになります。それに気づいたときには手遅れという場合もありますので、十分に注意しましょう。
 
 

目次3　20年間持つガイナで屋根塗装リフォーム
15～20年長持ちする断熱セラミックガイナを塗装していきます。






中塗りが終わりました。
乾燥後、仕上げの上塗り塗装になります。



ガイナの上塗り塗装が完成しました。



屋根塗装リフォームが終わりました。
このガイナは夏の暑い日は遮熱効果で涼しく、寒い冬は断熱効果で暖かくしてくれる効果を発揮します。ガイナのセラミック層が20年間も長持ちすることで快適な生活が過ごせます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。